伝わる英語プレゼンに必要な心構え③
本日は、伝わる英語プレゼンに必要な心構えの3つ目をお話しします。
それは、「単刀直入に」伝えることです。
日本人にとってあまり大した問題ではないという印象を受けるかもしれませんが、
この点を甘く見てしまうと、グローバルビジネスシーンでは痛い目に遭うので気を付けたいところです。
日本で英語教育を受けると、英語でも単刀直入な表現はトゲがありますし、
雰囲気が悪くなりそうで避けたいと思う方もいるでしょう。
しかし、そこまで気を遣う必要はありません。
理由は2つあります。
1つ目は、伝える内容がぼやけてしまうためです。
ビジネスパーソンとしてモラルを逸脱するような表現は控えたほうがよいですが、英語表現が遠慮の塊になってしまうと、
相手が「何をしてほしいのか?」わからなくなってしまうことに注意しなければいけません。
英語プレゼンだけでなくグローバルビジネス全般のルールとして「~してほしい」「~が必要だ」など、
できるだけストレートに伝えることが大切なのです。
2つ目が、効率的なコミュニケーションができなくなってしまうためです。
グローバルビジネスでは、相手は物理的にその場にいないことや時差がある関係で、
仕事の効率が比較的悪くなることは避けられません。
そんな状況で、曖昧なやり取りをしてしまうと、当然”確認”の回数も多くなるため
効率がさらに悪化することにもなります。
単刀直入に「何をしてほしいのか」を伝えるほうが良いのです。
特に、日本語のメールで使用する曖昧・冗長表現は、日本語コミュニケーションだけにとどめてたほうが良いかと思います。
本日は以上です。