プレゼンで相手の意識を誘導するテクニック①
本日は、プレゼンで相手の意識を誘導するテクニックの1つ目をお話しします。
「人間の集中力はもって10分ほど」と言われていて、
例えばアナタのプレゼンを聞いていても、すぐに他のことを考えるようになるようです。
特に、今はスマホ時代、手元にスマホがあればそれだけで集中力が削がれてしまいます。
ただ、観客に「携帯電話は切って集中して聴いてください」とは、
よっぽどの影響力のある方でない限り難しいでしょう。リモートならば尚更ですよね。
では、どうやったら、少しでも観客に集中してもらえるのでしょうか?
今回は、聞き手の集中力を誘導するテクニックについて紹介していきます。
それは、相手の注意を引くという意味では絶大な効果のある
「沈黙」というテクニックです。
現代では、行く先々で情報が飛び交います。
すると、我々は常に情報を得ることができると当たり前のように思っているのではないでしょうか。
当然、プレゼンという場では、情報をたくさん得ることができると思っているはずです。
その期待の逆を突く、すなわち「沈黙」を使うと、
人は経験したことのない事態に驚き、一気に緊張が走るのです。
例えばこんな感じです。
However, (沈黙3秒。。。)times have changed.
「しかしながら」という言葉の後に、数秒の沈黙です。
聞いていた人はさらに注目し、聞いてなかった人は沈黙に困惑し、
今まで横の人とお喋りしていた人が前を向き、携帯で下を見ていた人が顔をあげるでしょう。
人は沈黙が怖いのです。
もちろんプレゼンターであるアナタも怖いでしょう。
ただ、これに慣れてくると、「観客にこれだけは知ってもらいたい」
というポイントで、大多数の人に注目してもらうことができるのです。
本日は以上です。