伝わる英語プレゼンに必要な心構え⑥
本日は、伝わる英語プレゼンに必要な心構えの6つ目をお話しします。
それは、「情報を詰め込みすぎない」です。
このブログを読んで下さっている皆さんには、
情報を詰め込みすぎたプレゼンを作らないように心掛けて頂きたいと思います。
その理由は2つあります。
1つ目の理由は、情報を詰め込み過ぎてしまうと、
聞き手は集中力を持続させることができないためです。
そもそも、聞き手がプレゼンに参加するのは、何かしら自分にとってタメになる情報を得ることができるのでは?
と期待している場合が多く、個々のプレゼンへの期待は必ずしも同じにはなりません。
すなわち、聞き手は自分と関連が薄いものに対しては興味を示さないのです。
ここで、情報を詰め込んだプレゼンを提供してしまうと、聞き手は途端に集中力を失い、
たとえ重要な情報があったとしても、最後まで集中して聞くことはできないでしょう。
もう一つの理由は、プレゼンの話し手の集中力も持続しなくなってしまうためです。
実は、情報を詰め込み過ぎてしまうと、話し手の集中力も途切れやすくなるのです。
すでに前段で述べましたが、聞き手の集中力が途切れていることは、プレゼンをしている壇上でも感じ取ることができます。
この重たい雰囲気が要因の1つとなり、話し手は、しばしばプレゼンに集中できなくなることがあるのです。
また、情報が詰め込み過ぎていると、暗記量が多いため、話す言葉だけに気を取られてしまい、
プレゼン全体に集中できなくなってしまうのです。
したがって、「情報をたくさん提供しなければいけない!」という気持ちで取り組むプレゼンは、
聞き手・話し手双方の集中力を削いでしまうのです。
本日は以上です。